安全運転アドバイス「自転車事故防止編」

自転車事故は年間約9万件発生しており、交通事故全体の約2割を占める高い水準です。(注)
自転車はどなたでも使用できる便利な乗り物ですが、「車両」であることを認識して安全運転に努めましょう。

交通事故の死傷者のうち
約7人に1人が自転車乗用中であり、
そのうち約半数が未成年と
65歳以上
の高齢者です。
(注)
(注)警察庁交通局「平成29年中の交通事故の発生状況」

1 運転に集中する  「ながら運転」はやめましょう

スマホを見ながら自転車運転

ポイント

携帯電話やイヤホンを使用しながらの運転、傘を差しながらの運転などは、周囲に対する注意が欠ける原因であり、大変危険です。

対策

  • 携帯電話を使用する際は、安全な場所に停車して使用しましょう。
  • 踏切の音やクラクションなどに気づきにくくなるため 、イヤホンの使用 は控えましょう 。
  • 雨天時は視界も悪く、安全確認が不十分になりがちです。自転車の使用はできるだけ控え、代替交通機関の利用等を検討しましょう。

⚠「ながら運転」は、道路交通法や都道府県の条例などで禁止されている場合があります。

2 交通ルールを守る ルールを守ることが事故防止への第一歩です

自転車の一時停止

ポイント

自転車でも信号無視や一時不停止、夜間の無灯火などは、大事故につながるおそれがあり、大変危険です。

対策

  • 信号や一時停止、夜間の灯火、車道の左側走行、飲酒運転の禁止等、交通ルールを再確認して必ず守りましょう。
  • ブレーキやライト、ベル等の装置が正常に作動するか定期的に点検しましょう 。

⚠交通ルールを守らない場合、道路交通法違反などにより罰せられる可能性があります。

あたり前のことを確実に行うことが事故防止につながります。ぜひ安全運転をお願いします。